自由民主党

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活動報告 平成26(2014)年9月

活動報告動画はこちら 連続ミニ集会の模様はこちら

  • 9月30日
    早朝、自民党本部で放置車両対策についての災害対策基本法の改正案議論。引き続き、日豪EPA関連の関税暫定措置法改正案について議論。今秋の米収穫見込み、道路予算の現状について報告を受けた後、衆議院国会対策委員会で今国会の運営についてレクを受ける。赤字ローカル線の災害復旧を容易にする鉄道軌道整備法改正案について議論を行った後、砂防・治水議連の会合に参加。「海の日」の祝日を7月20日に変更する議論を聞いた後、長野県看護連盟の研修会に顔を出す。午後、銃刀法改正案について議論の後、衆議院本会議で代表質問と総理答弁を聞く。夕方、雇用問題調査会で労働法制について議論。私からは、思い切ったワーク・ライフバランスの変更をしないと、日本の地域社会は崩壊すると申し上げる。TPPの日米協議について甘利大臣から報告を受けるも、中間選挙を控えての米国側の誠意の無さに一堂うんざりの様子。議員会館に三重県知事、飯田市長らを迎え、地方分権改革の具体案についての要請を受ける。国会議員の仲間の懇談会に顔を出した後、公認会計士政治連盟の集会に参加。
    写真:今秋の米の収穫見込みの報告を受ける 写真:長野県看護連盟の研修会で挨拶
    写真:TPP日米協議について甘利大臣が報告 写真:三重県知事らが議員会館に要請行動
    写真:公認会計士政治連盟の集会に参加 
  • 9月29日
    臨時国会開会日の早朝、明治神宮に詣で、国民の代表にふさわしい活動を誓う。昼前に両院議員総会、代議士会、衆議院本会議、天皇陛下を迎えての国会開会式を順次こなす。更に安倍総理の所信表明演説を聞く。午後、自民党本部で御嶽山噴火非常災害対策本部が開催される。噴火災害の現状を聞くとともに、火山学が専門の荒牧重雄東大名誉教授から火山研究の現状を聞く。議員会館に長野県中信土地改良関係団体の関係者を迎える。夕方、国際女性消防団の会合で、長野県消防団関係者と懇談。
    写真:明治神宮に詣でる 写真:臨時国会開会式で国会登庁
    写真:両院議員総会で臨時国会に臨む安倍総理の覚悟を聞く 写真:御嶽山噴火非常災害対策本部で現状を聞く
    写真:荒牧重雄教授と噴火非常災害対策本部でご一緒 写真:長野県中信土地改良関係団体の関係者を議員会館に迎える
    写真:長野県女性消防団関係者と 
  • 9月28日
    秋晴れの午前中、例年の安曇野観光草競馬に顔を出す。昼前に松本市内で開催の長野県吟道連盟主催吟道大会に出席。若者に漢文の素養を身につける必要性を語る。安曇野市新田地区の敬老会に顔を出した後、中信地区郵便関係者の会合で地方創生について講演。午後、筑北村刈谷沢神明宮の秋の例祭に参加。夕方、同村昭和地区、乱橋地区の秋祭りにも顔を出す。松本市内で支援者と会食後、明日からの国会開会に向け上京。
    写真:安曇野市観光草競馬の会場で 写真:長野県吟道連盟主催吟道大会に出席
    写真:安曇野市新田地区の敬老会にて 写真:中信地区郵便関係者の会合で講演
    写真:筑北村刈谷沢神明宮の秋の例祭にて 写真:筑北村刈谷沢神明宮の舞子の皆さんと
    写真:筑北村昭和地区のお祭りの直会にて 
  • 9月27日
    早朝、実践倫理宏正会長野県秋季大会に参加の地元の皆様にご挨拶。参加の女性陣の着物姿が艶やか。長野市鬼無里地区の支援者宅を弔問の折に、新米の脱穀作業を慰労。午後、松本市内で開催の自民党長野県連女性部講演会に駆けつける。講師は参議院議員太田房江さん。更に、穂高神社の秋の例大祭に参加。いつものことながらお舟のぶつかり合いは勇壮。夕方、松本青年会議所55周年記念レセプションに参加の後、松本市内小池地区、赤木地区、今井地区の秋の例祭5か所を巡る。
    写真:早起き会に参加の着物姿の女性陣に挨拶 写真:長野市鬼無里地区の家族総出の収穫作業
    写真:自民党長野県連女性部講演会にて 写真:穂高神社の秋の例大祭にて
    写真:穂高神社のお舟のぶつかり合い 写真:松本青年会議所55周年記念レセプションにて
    写真:松本市内赤木地区の神社の氏子の皆様と 写真:松本市内今井地区の神社の神事
  • 9月26日
    早朝、明治神宮を経由して永田町へ。秋の実りのドングリを明治神宮で発見。自民党本部で、シリア空爆について外務省から、中間貯蔵施設整備法案について環境省から説明を受ける。午後、松本に戻り、松本市高齢者クラブ総会、安曇野市豊科見岳荘のデーサービス施設で挨拶。見岳荘では、お年寄りの誕生祝いのサプライズでお呼ばれだったらしい(苦笑)。松本駅前で街頭演説の後、松本市内の異業種青年実業家の勉強会にお呼ばれ。夕方、松本市内式内沙田神社の秋の例祭に参加。きりっとした木遣歌が特徴の例祭。ところで本日の新聞に、国立市の景観を守るためにマンション計画後に規制条例を制定した元市長が、敗訴の国立市から求償権を求められ、訴訟になった経緯が記されている。判決は、元市長の行動は景観保持という政治理念に基づいたものであり、業者の営業活動を狙い撃ち的に妨害したものではないと判じ、求償権を否定した。最近我が地域であった事象、巨大パチンコの安曇野市進出に対する地元市の姿勢が、訴訟になると負けるからという理屈で無対応であったことに比べ、景観やイメージを守る地元市の姿勢の違いに大きな差異を感じた。これも地方自治。
    写真:明治神宮で見つけたどんぐり 写真:自民党本部でシリア空爆の現状を聞く
    写真:松本市高齢者クラブ総会にて 写真:安曇野市内のデイサービスホームにて
    写真:松本駅前にて街頭演説 写真:松本市内の青年実業家の皆様と勉強会
    写真:松本市内の沙田神社の例祭にて1 写真:松本市内の沙田神社の例祭にて2
  • 9月25日
    早朝、久しぶりに明治神宮を歩く。テング熱騒動で境内の一部は通行禁止。偶然、クワガタの雌と舞茸を発見。都心に潜む野生。松本市立開智小学校児童を国会議事堂に迎える。「次世代の会」に対し、地元建設業を優先する法案の説明。昼前に波田小学校松原分室の児童を国会議事堂に迎える。昼に長野県種苗協会の役員を麻生太郎財務大臣室にお連れする。午後、新任の2名の自民党部会長に都市と農村の教育交流法案を説明。財団法人「育てる会」の青木理事から山村留学への支援要請を受けた後、財務省関税局から法案レク。自民党国土交通部会で土砂災害防止法改正案を聞いた後、松本市立田川小学校児童を国会議事堂に迎える。夕方、日本税理士政治連盟定期大会に顔を出した後、公明党衆議院議員に法案レク。その後、中華人民共和国成立65周年祝賀レセプションに参加。駐日中国大使に挨拶。
    写真:明治神宮で見つけた雌クワガタ 写真:松本市立開智小学校児童を国会議事堂に迎える
    写真:波田小学校松原分室児童を国会議事堂に迎える 写真:波田小学校松原分室児童と国会議事堂内で
    写真:麻生財務大臣と長野県種苗組合役員の話を聞く 写真:麻生財務大臣と長野県種苗組合役員の皆様
    写真:松本市立田川小学校児童を国会議事堂に迎える 写真:日本税理士政治連盟定期大会にて
    写真:中国成立65周年祝賀会で駐日中国大使と 
  • 9月24日
    早朝、安曇野市豊科の早起き会に参加の後、松本駅前で街頭演説。共産党の定例駅前街頭の時間を一部割いて配慮を頂く。午前中、中小企業庁から法案レクを受けた後、昼に内閣府、日銀から月例経済報告を受ける。消費税引上げ、冷夏、国際情勢流動化、賃金の伸び悩みにより景気は軟調との報告。午後、長野県庁環境部長が久しぶりに事務所訪問。地方財政確立議連、地方創生実行統合本部の会合で発言。夕方、衛藤代議士の事務所で議員立法の学習会。その後、消防関係者の懇談会。
    写真:月例経済報告を受ける 写真:消費の落ち込みの回復は微妙
    写真:消防関係者の懇談会 
  • 9月23日
    早朝、新宿を発ち、昼前に松本に到着。中央東線沿線は秋の実りで幸せそう。昼前に安曇野市光区北村常会の敬老会で挨拶。色丹島訪問について報告。お年寄りから詳しいレポートを求められる。午後、飯山市に飛び、武蔵野市が6泊7日で実施している小学5年生のセカンドスクールの現場を元武蔵野市長の土屋正忠代議士と視察。生徒も先生も、そして受け入れ民宿の皆さんもみんな顔が輝いている。夕方から、麻績村下桑山地区、市野川地区の秋の例祭を訪問。更に池田町の八幡神社の秋の例祭に参加。舞台を曳く皆様に慰労の挨拶。
    写真:安曇野市光区北村常会の敬老会にて 写真:飯山市で実施中の武蔵野市のセカンドスクールの現場1
    写真:飯山市で実施中の武蔵野市のセカンドスクールの現場2 写真:麻績村下桑山地区の例祭にて
    写真:麻績村市野川地区の例祭にて1 写真:麻績村市野川地区の例祭にて2
    写真:池田町の八幡神社の秋の例祭にて 写真:池田町から見る夕焼け
  • 9月22日
    早朝、国後島古釜布湾沖の船内でいつもの朝食。穏やかな海の状態の下、食事はうまい。その後、朝風呂に入る。すっきりとした気持ちで国後島をじっくりと眺める。国後富士の爺爺(チャチャ)岳の姿が眩しい。あと何年後に再度この地を訪問できることか。次回は是非国後島に上陸してみたい。午前中、根室に向かう船内で解団式。解団式では、領土問題に関する客観的な教育の必要性と国会議員全員が一度は北方領土を訪問する重要性を申し上げる。ロシア側が子供に対し歴史教育に力を入れていることに比べ、我が国のそれは著しく淡白であることを感じる。その上で、友好関係の積み重ねによって一日も早い領土回復を来たすことが日ロ双方の将来にとって利益あることだと感じる。根室に到着後、市内で記者会見に臨む。釧路から羽田に飛び、深夜都内に戻る。
    写真:国後島沖の朝焼け 写真:国後島の羅臼山麓に所在する地熱発電所
    写真:国後島を後にする 写真:帰りの船内で訪問団の記念写真
  • 9月21日
    早朝、色丹島穴間桟橋に上陸。生徒122名、教師16名の穴間小中高一貫校を訪問。ロージナ校長の案内で整然とした学校建物を視察。教科毎に分かれた教室を巡回。歴史の部屋では、15世紀から17世紀の世界の領有状況が地図に。何と、北海道半分以北は何れの国の領有にも属していない地図が張り出されている。こうした歴史教育の延長線上に北方領土に対するロシアの強硬姿勢があるのかと想像。ロージナ校長からは、この学校での日本人向けのロシア語教育を解説したいとの提案が表明される。引き続き、斜古丹村のロマンシュカ幼稚園を訪問。70名定員の幼稚園に80名が入園。待機児童100名という状態の由。現在、新しい幼稚園を建設中。島では女性は20歳を過ぎると結婚し、20代前半で子供が生まれる率が高いとのこと。幼稚園児に対する連邦政府の補助金も、第一子には20%、第二子には50%、第三子には100%と子沢山家庭に対する優遇措置が存在。この後、斜古丹村の日本人墓地に墓参。戦後、進駐したソビエト軍に墓までが荒らされ、墓石がソ連人の家の礎石に使われた話も聞く。ロシア正教会の教会も視察。昼食をアゼルバイジャン出身の地元実業家ガシモフ氏の経営するスナックで頂戴する。役場のグーセワ副村長も同席。食事を取りながら、色丹島で働く人々を優遇するために、本土に比べ、給与係数という仕組みがあり、遠隔地ということで本俸に100%を上乗せした上に、北方手当が更に80%加算され、給与面での優遇措置が大きいという話を聞く。それでも物価が高く、やりくりは大変だという話。また、1994年の北海道東方沖地震では震源地に近かった色丹島も大きな被害を受け、水産コンビナートは全半壊、地震と津波により住宅や村の施設も倒壊するなどして大きな被害が生じ、結果として島の人口は1/3に激減したという話も聞く。副村長によれば、この地域の風を利用した風力発電施設建設、海岸に目立つ投棄船舶の計画的撤去も逐次行っていくとの話。しかしこれも、村ではなく、より広域政府の仕事だという説明。午後、景勝地イネシモリ海岸の散策とその近くの日本人墓地を墓参。イナシモリ海岸は、戦前は日本人による昆布漁が盛んの由。一時期、韓国資本によるリゾート開発が計画されるも、気象条件などにより沙汰やみになった話も聞く。夕方、穴間村に戻り、商店街でお土産を買う。更に、今回の訪問でお世話になった皆様との交流会。若きも老いも伴に日ロ友好の意義を実感する。同行の元島民の得能氏によると、色丹島のロシア人島民の歓迎ぶりは他の北方領土とは比べようがない温かさであるとのこと。エトピリカ号に乗船し、離岸の後まで桟橋で手を振ってくれる島民の皆様の温かさに感激。それにしても、根室に帰るのに、わざわざ、国後島に向かい、古釜布湾沖に停泊し、ロシア官憲による事実上の審査を受ける取り扱いには辟易。往復でこの手続きを経るために、ほぼ丸二日を費やす。ビザ無し渡航が却って、過重な負担を訪問者に課している現実は、大いに改善の余地あり。外務省から同行した南野大介事務官にもしっかりと伝える。船中では、同行の北海道大学の地震火山専門家から、色丹島のロシア地震観測所が最近火災で機能不全になっていることに対して、日本政府として何らかの対応が出来ないかともご下問を頂戴する。火山学的には、北方四島の列島成り立ちは、千島列島ではなく、北海道の成り立ちと連動しているとの解説を賜る。
    写真:穴間小中高一貫校を訪問 写真:大統領、首相の写真が学校に掲示
    写真:斜古丹村のロマンシュカ幼稚園を訪問 写真:斜古丹村の日本人墓地に墓参
    写真:地元実業家ガシモフ氏の自宅で昼食 写真:景勝地イナシモリ海岸の散策
    写真:地元の皆様の見送りを受ける 写真:子どもたちと名残を惜しむ
  • 9月20日
    早朝、国後島古釜布湾沖の船が、強風と波浪のため色丹島への出港が遅れる。船長の決断で8時過ぎに出港し、11時30分に色丹島穴間港に着岸。地元の皆様の歓迎を受ける。地元の高校生が民族衣装でパンと塩による出迎え。レストラン「インペリアル」で昼食を取った後は、地元の皆様との交流会。グループに分かれて、「若者の問題」を皆で議論。その後、同じレストランで地元の皆様と夕食会。道路は未舗装、都市施設もほとんどなく、本国の目が行き届いていない地域との印象。牛がのんびりと道路を歩いている風景は牧歌的。日本への印象は非常によく、島民の皆様は訪日経験のある人も多い。若い人たちは、進学や就職で島外に出て言った後は島に戻らず、過疎化が深刻だという話を聞く。湾内には、使い終わった船舶が海岸に多数放置されており、島の管理がかなり杜撰である印象。湾の水質も良くない印象。島が返還になった暁には、環境面、インフラ面など相当の手入れが必要であることは必至。宿泊は色丹島沖で船中泊。
    写真:色丹島穴間湾に到着 写真:民族衣装の女子高生が歓迎
    写真:地元の若者との意見交換会 写真:意見交換会の後、戸外で若者と
    写真:道路は未舗装 写真:水産加工工場
    写真:美しい夜景 写真:道路を歩く色丹島の牛
  • 9月19日
    早朝、根室港をフェリー「エトピリカ」に乗船し出港。3時間半ほどかけて国後島古釜布湾沖に停泊。古釜布湾を臨む羅臼山の麓に地熱発電所の水蒸気が見える。停泊中のエトピリカ号にロシア官憲が訪れ行政手続き。一人ひとり首実検。その日は、上陸は許されず、古釜布湾沖の船に宿泊。
    写真:根室港を国後島に向けて出港。伊林、酒井の両議員と。 写真:訪問団の団長、副団長と
    写真:宿泊の船室にて 写真:船室の窓から
    写真:国後島を臨む 写真:ロシア官憲の船が管轄区域入域手続き
  • 9月18日
    早朝、飛行機で羽田を発ち釧路に到着、根室本線(花咲線)で根室に向かう。一両編成の列車はディーゼル車。日本最東端の有人駅根室駅。北方四島交流センターでオリエンテーションに参加。全国から参加の若者とともに北方領土問題を学習。福岡県よりも広く、愛知県、千葉県並みの広さを有する北方四島は意外に広い。知れば知るほど理不尽な不法占領。北方領土エリカちゃんという広報リンクを知る。
    写真:花咲線の沿線 写真:花咲線の線路
    写真:日本最東端の有人駅根室駅に到着 写真:北方四島交流センターで長谷川根室市長が挨拶
    写真:北方領土は福岡県よりも大きな面積 
  • 9月17日
    午前中、松本市立旭町小学校、安曇野市立豊科南小学校、松本市立岡田小学校あさひ分校の国会見学を迎える。更に豊科下飯田地区の有志の国会訪問を迎える。昼に、石油流通問題議員連盟の総会、政治家グループの昼食会に参加。午後、松本市水道事業組合幹部が議員会館を訪問。引き続き、内閣府防災担当から災害対策基本法改正案についてレク。ソフトウェアー会社の会館訪問の後、消防庁、内閣府北方領土担当、国土交通省住宅局のレクを受ける。明日から、北方領土のビザなし渡航。山谷えり子防災担当大臣が就任あいさつにお越しになる。この間、陸上自衛隊赤松雅文第12旅団長が議員会館を訪問。夕方、政策集団の懇談会に顔を出す。
    写真:松本市立旭町小学校児童の国会訪問を迎える 写真:安曇野市立豊科南小学校の国会訪問を迎える
    写真:松本市立岡田小学校あさひ分校の国会訪問を迎える 写真:豊科下飯田地区の有志の国会訪問を迎える
    写真:松本市水道事業組合幹部が議員会館を訪問 写真:内閣府防災担当が災対法改正案についてレク
    写真:陸自赤松第12旅団長が議員会館を訪問 写真:山谷えり子防災大臣を議員会館に迎える
  • 9月16日
    午前中、松本市内、塩尻市内の事業所を巡る。景気情勢は、まずまずというところと、悪いというところが半ばする。アパレルメーカーでは縫製現場を、車両艤装メーカーでは小型木材チップ機器を拝見。塩尻市内では建設が進む木質バイオマス発電所を視察。夕方、スポーツクラブで休息の後、松本駅前で街頭演説。その後、事務所スタッフと意見交換会。
    写真:松本市内のアパレルメーカーを訪問 写真:塩尻市内で小型木材チップ機器を拝見
    写真:塩尻市内で建設が進むバイオマス発電所 写真:松本駅前にて街頭演説
  • 9月15日
    敬老の日の朝、松本駅前で街頭演説。午前中から午後にかけ、安曇野市、松本市の町会単位の敬老会13会場を巡る。流石に、最後は間に合わない局面も。元気で年を経る楽しさを皆で社会が共有する必要あり。夕方、安曇野市内で街頭演説の後、安曇野市内で元豊科町長笠原貞行氏の90歳の祝い。その後、後援者との会合。
    写真:松本駅前で街頭演説 写真:安曇野市本村区の敬老会
    写真:安曇野市田沢区の敬老会 写真:松本市笹部町会の敬老会
    写真:安曇野市アルプス大橋で街頭演説 写真:笠原元豊科町長の90歳の祝い
  • 9月14日
    9月14日午前中、松本市内で長野県障害者スポーツ大会に臨席の後、松本市島立荒井地区の敬老会に参加。昼前に松本平児童画展で祝辞を述べた後、松本市石芝東町会の敬老会で挨拶。ホテルブエナビスタで裏千家淡交会の茶会に参加。夕方から、安曇野市三郷二木地区、松本市梓川花見地区、松本市波田三溝地区、安曇野市光地区、池田町川会地区、池田町正科地区、大町市仁科神明宮、松川村細野地区、安曇野市豊里地区、安曇野市穂高高下地区の神社を順に廻る。ゆったりとした時間が地区の皆様に共有される精神状態を満喫する。
    写真:松本市島立荒井地区の敬老会にて 写真:松本平児童画展で祝辞を述べる
    写真:松本市石芝東町会の敬老会で挨拶 写真:裏千家淡交会の茶会にて
    写真:安曇野市三郷二木地区のお祭りにて 写真:松本市波田三溝地区のお祭りにて
    写真:安曇野市光地区のお祭りにて 写真:池田町川会地区のお祭りにて
    写真:大町市仁科神明宮のお祭りにて 写真:大町市仁科神明宮の巫女さん
    写真:松川村細野地区のお祭りにて 写真:安曇野市穂高豊里地区のお祭りにて
    写真:安曇野市穂高高下地区のお祭りにて 
  • 9月13日
    早朝、安曇野市豊科の早起き会に参加。欧州訪問の結果報告。午前中、安曇野市グランドゴルフ大会、花園共同保育園の運動会に顔を出す。昼前に、インターバル速歩の提唱者・践者の信州大学医学系研究科教授能勢博氏から、歩き方を変えることで若返りが図られる理論を聞く。ミトコンドリア理論が、この17日放映のNHK「試してガッテン」でも紹介される由。午後、生坂村アウトドアフェスティバルに駆けつける。GOATというイベント企画組織の意欲が都会から多くのお客さんを村に呼び込む。夕方から、筑北村竹場地区、安曇野市穂高白狐、青花見、島新田、古厩、立足、有明山社、大町市常盤一本木神社、大町市竈神社を順に巡る。秋の実りを感謝する気持ちが満ちているお祭り。
    写真:安曇野市豊科の早起き会にて 写真:安曇野市グランドゴルフ大会にて
    写真:花園共同保育園の運動会にて 写真:インターバル速歩の提唱者能勢教授と意気投合
    写真:生坂村アウトドアフェスティバルにて 写真:筑北村竹場地区のお祭りを支える若手と
    写真:安曇野市立足地区の秋祭りの山車 写真:大町市常盤一本木神社の獅子舞
    写真:大町市竈神社の例祭にて 写真:大町市竈神社の花火鑑賞のご家族と
  • 9月12日
    午前中、山形村の敬老会、安曇野市三郷野沢の敬老会を相次いで訪問。敬老会会場のファインビュー室山の支配人の話では、4月以降の利用客が大きく落ちているとの話を聞く。安曇野市三郷の栗農園の喜びの収穫も訪問。午後、松本市内の事務所に長野県軽自動車協会幹部が税制改正要望に訪れる。松本市内の知人宅2件を弔問後、大町市内の地酒を嗜む会に久しぶりに参加。
    写真:山形村の敬老会にて 写真:始まった山形村の稲狩り
    写真:安曇野市三郷地区の敬老会にて 写真:安曇野市三郷の栗農園を訪問
    写真:長野県軽自動車協会の皆さまからの税制改正要望を承る 写真:大町市内の地酒を嗜む会にて
  • 9月11日
    早朝、羽田空港に帰国。10日振りの日本。ロンドンからの帰路の上空から、風力発電施設が目立っていることが印象的。改めて、上空から観る日本の街並みの貧弱さを何とかしなければならないと感じる。松本市に戻り、山形村の敬老会、松本市多賀神社の秋の例大祭、安曇野市市明科の支援者宅訪問、池田町の支援者懇親会を梯子。
    写真:日本上空の朝焼け 写真:池田町の支援者懇親会にて
    写真:松本市多賀神社の例大祭にて 写真:松本市明科の支援者宅にて
    写真:池田町の支援者懇親会にて 
  • 9月10日
    早朝、ウィーン市国際空港を発つ。ロンドン・ヒースロー空港経由で羽田に降りる。丸一日の帰国は、時間通り。
    写真:ヒースロー空港の模様 写真:飛行機から観るスウェーデン上空
    写真:飛行機から観る日本海の朝焼け 
  • 9月9日
    午前、ウィーン市街地を散策。聖シュテファン教会の威容に圧倒される。昼前に、ウィーン市内に近年オープンの木材(集成材、CLT)を使った大型ショッピングセンターを視察。昼過ぎに、ウィーン・エネルギー公社のオーストリア最大規模を誇るバイオマス発電・熱利用施設を見学。2.4万KWの最大出力はウィーン市内の1-2%の電力を賄う規模。午後、オーストリア政府農林環境水産資源省ゲルハルト・マンスベルガー森林総局長他の幹部の皆さまからオーストリアの林業振興施策の概要を承る。トータルの振興施策が展開されている実態を聞く。この国は、関連産業を含めると林業に就業人口の7%が従事している林業競争力の強い国。ウィーン最後の夕食は、ウィーン最古のレストランとして有名なグリュンヘンバイスル。その後、ウィーン宮殿オーケストラのコンサートでモーツァルト、ヨハンシュトラウスを聞く。ウィーンは路面電車が元気に活躍。
    写真:午前中ウィーン市街地を散策。聖シュテファン教会の威容 写真:集成材、CLTを使った大型ショッピングセンターを視察
    写真:オーストリア最大規模のバイオマス発電・熱利用施設を見学 写真:オーストリア農林環境水産資源省から林業レク
    写真:華麗なウィーン宮殿オーケストラのコンサート 写真:ウィーンの路面電車
  • 9月8日
    午前、オシアッハ村に所在する森林研修所で、午前中、日本人向けの特別研修を傍聴。21名の日本人研修生がしっかりと受講する現場を目の当たりにする。木曽の森林組合の参加者に聞くと、林業が日本で盛んな頃の世界水準の技術が全く継承されずに、オーストリアに来て機械化された最先端技術を勉強することに対する違和感と、我が国の林業政策の現状を憂うる声を聞く。いずれにしても、これからが勝負。午後、ボルフツベルグ市のコールバッハという木質バイオマス発電・熱利用の世界最先端の企業を訪問。日本にも、昨年、南会津町にプラントを輸出。コールバッハ社の技術担当責任者JAN・MERKENS氏によれば、日本は、原発依存からの脱却、地元の資源活用促進という観点で、必ず大市場になるとの認識。一方で、含水率の高い(日本の)木材に適応、自家生産による品質コントロール度の高さ、24時間のメンテナンス対応サービス、の観点から自社のシステム競争力への自負を聞く。夕方、ウィーンに戻り、大使公邸で意見交換。
    写真:オシアッハ森林研修所で林業特別研修を傍聴 写真:研修所併設のバイオマス熱利用施設を見学
    写真:木質バイオマス発電・熱利用の世界最先端企業を訪問 写真:緑に囲まれたコールバッハ社の佇まい
    写真:松本平を彷彿とさせるクラーゲンフルト空港 写真:駐オーストリア大使公邸にて
  • 9月7日
    午前、クラーゲンフルト市内で開催されている木材展示会をじっくりと視察。地方の小規模自治体にも標準的なメッセ会場があり、世界から客を集める機能があることに少し驚く。メッセ会場は、木材に関連する様々な事業所が自前の製品の最新機能をアピール。急坂で木材を滑車で降ろす技術、太い木材を現場でチップ化する技術などの披露に林業世界一のオーストリアの自信を垣間見る。我が国にも林業隆盛期にはより繊細な技術があった話を聞いているが、現在は継承されていない現状を憂う。一から出直しも已むなし。夕方、バスでオシアッハ村に向かう。オシアッハ湖を臨むリゾートは日本の青木湖を彷彿とさせる。そこの森林研修所で夕食。宿泊は隣の修道院。
    写真:クラーゲンフルト市内の木材展示会にて 写真:木材展示会に展示の木材搬出技術
    写真:木材展示会で観た木材チップ化重機 写真:重機を運転!
    写真:メッセの会場にふんだんに使われている地元産木材 写真:宿泊場所の修道院
  • 9月6日
    ウィーン到着後の朝、後発の一行を待つ間、国会議事堂、自然史博物館、美術史博物館、王宮を巡る。王宮前の庭では、ニーダー・エスタライヒ州の農協青年部主催の収穫祭が盛大に開催。音楽に合わせて、ワイン、ビール、ソーセージを食する。午後、ウィーンからケルンテン州ラーゲンフルトに飛ぶ。ここで議連メンバーが漸く一堂に会する。宮路会長以下の6名の議員団のバイオマス発電、熱利用視察。クラーゲンフルトのホテルで、明日視察のクラーゲンフルト林業関連産業メッセの関係者のレセプションにお招きを受ける。地元ケルンテン州の地域振興大臣クリスチャン・ベンガー州議会議員、メッセ支配人のベルンハルト・アーラー氏らと懇談。長野県からも森林組合、緑化関係者が顔を見せ、挨拶。鳥取県と兵庫県の代表団の姿が目立つ。
    写真:ウィーンの美術史博物館内でブリューゲルの絵を鑑賞 写真:ニーダー・エスタライヒ州農協青年部主催の収穫祭にて
    写真:ケルンテン州ラーゲンフルト空港にて議連の一行と 写真:クラーゲンフルト林業関連産業メッセのレセプションにて
    写真:レセプションに参加の長野県関係者と 
  • 9月5日
    午前、9月5日午前、コペンハーゲンからロンドン経由でウィーンへの移動日。大使館の書記官の案内で、コペンハーゲン旧市内を巡る。この女性外交官の配偶者はデンマーク人の男性とのことであるが、結婚時に配偶者の両親から「料理が出来るようにしつけてあるので心配しないで」と言葉をかけられた由。日本では考えられない男女の役割分担。普通の勤労者の勤務時間は8時半から4時まで。残業なしの年休完全消化。税金と物価がとても高い割に、極めて高い国民の満足度の背景には、こうした生活実態がある。最低賃金も日本に比べ驚くほど高い水準。男性が子育てを手伝わないと離婚される国柄。人魚姫の像、アマリエンボー宮殿、国立博物館、市場、大理石教会、国会議事堂の塔、ロイヤルコペンハーゲンの本店などを巡る。国会議事堂の塔では、千葉県からお見えの看護学校の生徒さんと会話。姉妹都市の関係でデンマークの福祉施設を訪問とのこと。都市間の姉妹提携がこういう形で実務的で地道な活動に発展していることに思わず嬉しくなる。自転車利用が盛んで、通勤者の3-4割が自転車を活用する自転車大国でもある。深夜、ウィーンに到着。深夜のホテルに竹歳大使にわざわざお出迎え頂く。明日からは、バイオマス議員連盟でオーストリアのバイオマスエネルギー利用を学習。
    写真:自転車利用が盛んなデンマーク 写真:国立博物館で幼児となごむ
    写真:バイキングに変身 写真:国立博物館で幼児となごむ
    写真:国会議事堂の塔で出会った千葉の看護学生と 
  • 9月4日
    午前、デンマーク・ロラン島の地元産出の藁による電力・熱供給システムをじっくりと見る。農家が処理に困った藁を発電所で燃やすことによる発電と地域暖房の効果は絶大。藁の灰は土壌改良材として有効利用。無駄の無い効率利用。蓄熱機能として温水蓄熱を利用。日本でも稲藁などの処理で電力・熱供給を導入する機能を、農協に持ってもらいたいと願望。デンマークは農家収入確保のための再生可能エネルギーの仕組み作りに邁進。昼に、ラスムセン・ロラン市長とヘンリック・フー副市長(国会議員を兼ねる。元農林大臣)からロラン島のエネルギー政策をじっくりと聞く。地域に賦存する資源の最大限の利活用こそが地域再生の秘訣との熱のこもった話に意気投合。なお、デンマークは自治体の幹部と国会議員が兼務可能。午後、ロラン島のロドサン洋上風力発電パークを視察。ドイツからの視察団とかち合う。再生可能エネルギー導入のけん引役のレオ・クリステンセンロラン市議から話を聞く。何とそこに、元エネルギー大臣のスベント・ホフマン氏が顔を出す。2012年に開通するドイツに繋がる海底トンネルプロジェクト議長をお勉め。日本から代議士がロラン島を訪問すると聞き駆けつけた由。更に、ロドサン洋上風力発電を運営しているe-on社を訪問し、洋上風力発電施設の概要を伺う。風力発電施設の直下を訪ずれ、ブレード(羽)の回転を実感する。ビュンビュンとした高速のブレード回転にこれならば発電できるなあと、納得。コペンハーゲンの最後の晩餐の折に、真澄の吟醸酒がメニューにあり、思わず一本注文。「続・地域再生のヒント」という私の書籍もコペンハーゲンにあった!
    写真:ロラン島の藁による電力・熱供給システム 写真:藁発電施設の制御室にて
    写真:ロラン市幹部からロラン島の再生エネルギー政策を聞く 写真:ロドサン洋上風力発電パークを視察
    写真:e-on社を訪問し洋上風力発電施設の概要を伺う 写真:風力発電のブレード(羽)の回転を実感
    写真:コペンハーゲンで信州の地酒「真澄」を注文 
  • 9月3日
    朝、コペンハーゲンから10km南に所在のドン・エナジー社のアベドア発電所を訪問。木質チップ、ウッドペレット、藁、天然ガスなどを利用した発電と地域暖房用の熱の供給システムを見学。広報のギッテ・ニールセン嬢の解説は明快。 コペンハーゲン市内の地域冷暖房などの供給システムを手掛けるHOFOR社を訪問。コペンハーゲン市内の99%は地域暖房が行き渡り、冷房は事業所に。海水からの熱交換で水を冷やすシステム。地域に所在する資源を有効に使いこなす発想。地下40メートルに展開する冷暖房の菅システムは圧巻。昼過ぎに、トムセン首相府事務次官、ベック・エネルギー庁長官と相次ぎ意見交換。エネルギー政策の明確でゆるぎない政治的メッセージにより、再生可能エネルギーの民間投資が進むという現実を再認識。陸上の風力発電には地元出資を称揚しているとの普及の工夫も披歴。 コペンハーゲン市内のローゼンボー宮殿を訪問の後、 ミデルグルンデンの洋上風力発電施設を遠望。美しい海岸に映える風車は風景の一部に。夕方、ロラン島に向かい、ラスムセン・ロラン市長と夕食。夕食会場で高齢者集合住宅にお住まいの御老人の誕生会と意気投合。童謡を歌って老人たちがお互いの誕生日を祝う姿はほほえましい。
    写真:ドン・エナジー社のアベドア発電所を訪問 写真:HOFOR社を訪問し、地域冷暖房システムを見学
    写真:トムセン首相府事務次官と会談 写真:ベック・エネルギー庁長官と意見交換
    写真:ミデルグルンデンの洋上風力発電施設を遠望 写真:ロラン市長との夕食の折に意気投合の老人の皆さまと
  • 9月2日
    早朝、コペンハーゲンを発ち、ヒュン島経由で、ユトランド半島に渡り、ENERGINET.dkを訪問。発送電分離を受け発足した国営の送電会社。ピーター・ヨルゲンセン副社長から北欧諸国間の電力融通の精緻で且つダイナミックなシステムの運用実態を聞く。ヒュン島のIRD Fuel Cells社を訪問し、タイス・ステンストロムCHOから、燃料電池システムの最新の開発状況を聞く。既に実用化が実現。日本の自動車会社との間で具体的な商談も。更に、SSPテクノロジー社を訪問し、世界最長の風力発電機の羽根の製造現場を見る。同社モートン・クルーズ社長、マーチン・フィッシャー氏からしっかりと話を聞く。午後、オーデンス市のアンデルセン博物館を訪問。この博物館に世界中から観光客を集める文化の力にも驚嘆。夕方、風力発電機製造のMHI VESTAS社を訪問。洋上風力発電設備専門会社の意気込みを、加藤仁共同CEO、吉田昌弘工場長から聞く。夜、コペンハーゲンに戻り、ホテル近くの運河河畔のレストラン街で食事。
    写真:デンマークの送電会社を訪問 写真:燃料電池の研究開発研究所を訪問
    写真:世界最長の風力発電機の羽根を製造する会社を訪問 写真:アンデルセン博物館を訪問1
    写真:アンデルセン博物館を訪問2 写真:風力発電機製造会社を訪問1
    写真:風力発電機製造会社を訪問2 写真:コペンハーゲンの運河河畔にて
  • 9月1日
    早朝、羽田空港からロンドンヒールソー空港経由でデンマークのコペンハーゲンに向かう。13時間の長旅。到着後、デンマーク駐在の末井誠史大使主催の晩餐会にお呼ばれ。日本デンマーク友好議連の訪問も、組閣の影響で参加者が少ない。その分、大使と濃密な会話。公邸庭では上高地によくあるナナカマドも発見。
    写真:羽田空港で見つけたヲシュレットの解説文 写真:デンマーク大使公邸で訪問団の皆さまと
    写真:人口湖の畔の大使公邸の佇まい 写真:大使公邸のナナカマド(写真中央)

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