理念・政策・メッセージ
2026.05.26
「松本空港を利用して考えたこと」
〜松本空港の価値を高める為に〜
松本空港ロータリークラブと和歌山県のロータリークラブの交流会に参加するために、松本空港から神戸空港を往復し、神戸市市内の会場での交流活動を行いました。
松本空港から神戸空港に飛ぶのは久しぶりで、改めてその利便性を認識しました。松本から東京に向かい羽田空港から神戸に向かう迂遠な選択肢は勿論あり得ませんが、より現実的な松本駅から特急と新幹線を経由して神戸市に向かうことと比較し、便数は限られてはいるものの、フライト時間1時間とその費用の水準は、大変なメリットであると感じました。
松本空港の駐車場は広く、しかも駐車料金は無料であり、活用の仕方によっては有効であるように感じられました。便数を多くしていくためにも、この便を利用する需要を増やすことも大事だと感じました。
松本空港を搭乗したFDA機から眺めてみて、松本空港が周辺の公園も含めて大変美しく、離陸の際には公園に遊ぶ市民の皆様が手を振って温かさを示してくれるという、全国、全世界の空港の中でも希に見るホスピタリティーの高さを感じました。
この松本空港を更に有効に活用していくためには何が必要とされているのか、真剣に考えないといけません。沖縄との定期便構想、韓国との定期便構想などが長い間検討されていますが、なかなか実現に結びつきません。徒に時間だけをかけるのではなく、強いリーダーシップで課題を解決していくことが求められます。
制度的な事情にも目を向けなくてはなりません。私も何度か指摘していますが、地元との協定上の制約があります。空港の運用の在り方について逐一の地元協議、自衛隊の活用について大きな制約が課されていることについては、平時、非常時の活用の真っ当な検討すら、地元への配慮が先立ち進まないという抑制効果が指摘されています。
松本市街地から空港への公共交通機関が不全であることも課題です。長野県では駐車場を広げこれに対応しようとしていますが、弥縫策のように感じられます。私自身は、松本駅からLRTを松本空港まで開通させる構想を研究会を作って進めようとしていますが、行政関係者の姿勢は非常に重い印象です。
今回松本空港を改めて利用して、その可能性の大きさを再認識しました。松本空港ロータリークラブの皆様と、FDAの飛行機の中で、ロータリーの名称で「空港」という名称を冠している以上、このロータリークラブで松本空港の在り方について建設的議論を積み上げて行こうじゃないかと、大いに盛り上がりました。
