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理念・政策・メッセージ

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2025.07.26

「みなもの波紋を未来へ」
〜戦後80年を経た長野県護国神社の崇敬者拡充構想〜


 令和7年(2025年)は、戦後80年と昭和100年という歴史的な節目にあたります。この重要な年を迎えるにあたり、長野県護国神社では、御英霊への慰霊と顕彰(顕幽)を未来へと継承するための新たな取り組みとして、県内企業・団体の皆様を対象とした崇敬者拡充プロジェクト「みなも」を立ち上げました。


 この構想は、護国神社関係者一同が議論を重ねて具体化してきたもので、神社運営を支えてきた遺族会の高齢化や会員数の減少、戦争の記憶の風化といった課題に向き合う中で生まれた新たな方策です。私自身、氏子総代会長としての職責を長年担っており、この構想には地域と神社の未来への思いを込めて参画しております。


 長野県護国神社は、明治戊辰の役以来の戦役に殉じた長野県出身の御英霊を奉斎するため、昭和13年に松本市美須々の杜に県民の総意によって創建されました。昭和18年には県内各地から献木された樹木が境内に植えられ、「美須々の杜」として現在も地域の皆様に親しまれております。


 近年では台風による鳥居の倒壊・腐食が判明し、多くの崇敬者の皆様のご支援により、復旧を果たすことができました。一方で、遺族会の縮小、戦争体験者の減少、そして平和の尊さに対する記憶の風化など、神社運営は大きな転換点を迎えております。


 そのような背景のもと、新たに設けられた会員制の崇敬者コミュニティ「みなも」は、「水が湧き出る場所」「起源」「血統」「由緒」などの意味を持ち、神社の水面に一滴の志を投じ、その波紋が広がっていく願いを込めて命名されました。


 具体的には、県内の事業者様に対して毎年一口1万円の寄付をご案内し、崇敬者台帳に登録。年会費は振込または口座引き落としで納付いただき、令和7年8月末までに1,000社の参加を目標としています。会員の皆様には、美須々会館のイベント・会議利用において水道光熱費等の実費のみでご利用いただける特典も検討されています。


 この構想は、遺族会や護国神社関係者との協議を重ねて策定されたものであり、すでに長野県護国神社の公式ホームページにて詳細が公開されています。また、「遺族会の現状と護国神社の支え」「戦後80年に相応しい護国神社の支援」といった政策提言を通じて、社会的意義の発信にも努めております。


@護国神社公式サイト「みなも」ご案内
A政策提言:遺族会の現状と護国神社の支え
B政策提言:戦後80年に相応しい護国神社の支援


 護国神社では、この取り組みが長野県内にとどまらず、全国の護国神社にも広がることを心静かに願っております。御英霊への敬意と感謝、そして平和への祈りを、地域の皆様とともに未来へ受け継いでまいりたいと考えております。


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