自由民主党

衆議院議員 むたい俊介オフィシャルサイト 長野2区 自民党
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理念・政策・メッセージ

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2025.06.28

「アルピコグループにLRTの取組みを促す」
〜上場後初の株主総会に参加〜


 2024年12月に念願の東証スタンダード市場の上場を果たした長野県に根を張る流通、運輸事業者のアルピコグループを応援する気持ちで夫婦で株主となりました。そのアルピコグループの上場後初めての株主総会が2025年6月25日に開催されました。


 「デリシア」に代表される食品スーパー、バス事業、鉄道事業を手掛ける運輸事業、ホテルを運営する観光事業を中心に連結営業収益1038億円を計上するアルピコグループは、地元の皆様の日々の生活にとって欠くことのできない活動に日々取り組んでくれています。


 営業収益が1000億円を超えるのに、連結営業利益は34億円、連結経常利益は31億円、当期純利益は31億円という薄利の事業を展開しているアルピコグループは、実は大きな経営危機を乗り越え、今日に至っています。地元地銀の82銀行の経営支援を受けて経営を立て直し、この度、悲願の上場を果たしたのです。


 株主総会では佐藤裕一社長から会社の現状と今後の方針の説明がありました。それに対して、予想以上に多くの株主が集まり、会社をより良くしたいという気持ちが込められた質問が多数出されました。株価を上げる手法、株主優待策の導入、競合するスーパーとの差別化の手法等について具体的な指摘がありました。私からも、会社側が「新規事業の創出」という観点を提示していることに関し、アルピコグループはまちづくりにも深く関わるべきであり、その一手法として宇都宮市などが導入しているLRT(都市交通システム)の検討を提言しました。実はこの点は、以前から佐藤社長や臥雲松本市長に提案してきたものでした。


 私もストラスブール、チューリッヒなど欧州や国内のLRT先進事例を視察した経験から、LRTはまちづくりや環境面から前向きに取り組みべき課題であるとの確信もあり、松本市、長野県、国との連携も見据えた対応を求めました。茨城県から参加した別の株主の方からの同趣旨の指摘もあり、今後の会社側の対応も期待されますし、私自身も環境副大臣、衆議院環境委員長時代に、この問題の知見を蓄積した観点から、アルピコグループがこの問題に取り組む際には、持てるネットワークを駆使し、全面的支援を惜しまないスタンスです。


 佐藤社長からは、上場前の株主総会は50人足らずの出席数を数える程度の総会であったのに、今回は大幅に人数も増えたとの認識が示されました。しかも意見交換が活発で、アルピコグループ経営陣の意識も高まったように感じられました。これからも株主の立場から、地元を豊かにするアルピコグループの取り組みを応援して参りたいと思っています。


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