むたい俊介メールマガジン第246号 2017.04.08
地域の声を国政につなげ
地域の声で国政を変える
〜むたい俊介メールマガジン〜
「同期同年代議士を葬送」
ともに最初の選挙で落選を経験し、2012年の選挙で初当選、2014年の選挙で再選を果たした同年齢の白石徹代議士が、環境大臣政務官時代に発症した病魔により、先般、お亡くなりになり、4月2日に愛媛県新居浜市で催行された偲ぶ会に伺ってきた。地元の諸行事をキャンセルし、羽田空港から松山空港に飛び、予讃線で松山から新居浜まで瀬戸内海の美しい海を見ながら、白石代議士がこよなく愛した地域を目に焼き付けながらの偲ぶ会参列となった。
白石氏とは同じ政策集団にも属し、本会議場での席も隣同士だったこともあり、仲良くさせて頂いた。折に触れてサウジアラビア、ペルーとの深い交流についても伺った。音楽にも造詣が深く、彼の政治資金パーティーでの自身の演奏・ボーカルの素晴らしさには舌を巻いた。私が在京の折には、毎朝明治神宮に通っているのに対し、白石氏は自転車で毎朝靖国神社にお参りするという習慣を知り、心境が似ているのかと驚いたこともあった。
病魔に侵され、治療の副作用で頭髪が抜け落ちた折にも、笑顔を絶やさずに、明るく前向きに振舞っていたことも印象深い。家族と地域と有権者と友達を大切にしていた白石氏に神は非情にも死に至る病を与えた。人生には突如何が起きるかわからないという言葉通りのことが突然起きてしまった。
白石氏を育んだ故郷がどのようなところか、白石氏が故郷に何を残したのかを見たくて新居浜まで足を運ばせて頂いた。偲ぶ会には、白石氏がこよなく愛した新居浜太鼓祭りの豪華な飾り幕が祭壇を飾り、会場に集った2500名もの皆様が白石氏を見送った。葬儀委員長の麻生太郎副総理の「白石は病気になったあとも決して下を向かなかった」という言葉には多くの方々が学ぶべき生き方だと共鳴した。
白石氏の政治にかけた遺志を私たちがしっかりと継承しなければならない、と自分自身の誓いを立てさせて頂く新居浜行きとなった。
自民党長野県第二選挙区支部長
前衆議院議員 務台 俊介
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