むたい俊介メールマガジン第230号 2015.09.12
地域の声を国政につなげ
地域の声で国政を変える
〜むたい俊介メールマガジン〜
「梓川、犀川の河床低下の現状を見る」
〜河床低下と河床上昇のセットで検討を〜
9月初旬の週末、長野県の安曇野を流れる梓川、犀川の河床低下の影響を安曇野市内で視察する機会があった。地元の土地改良区の役員のご同行のもとに、勘左衛門堰、新田堰、熊倉堰、矢原堰、田沢幅下堰、重光堰に係る梓川、犀川取水口付近を見せて頂いた。
視察の趣旨は、最近の河床低下の影響で、従来の取水口では水が取れず、取水口の導水路を上流部に伸長しないと対応できなくなっており、抜本的な対応が必要になっているとの訴えがあり、地元の代議士として現地視察をさせて頂いたということである。
多くの堰取水口を一挙に見ることで、改めて安曇野の稲作が、先人の水利確保の営々とした努力の上にようやく成り立っていることを再認識した。安曇野市内には12を数える堰が存在する旨伺っているが、一つ一つの堰にストーリーがある。関東農政局が安曇野の堰についてその歴史解説をしているが、現在の安曇野の稲作は、わが祖先を含め先人の血と汗と涙の結晶である利水施設の恩恵の上に成り立っていることに感謝せざるを得ない。その堰の取水口に異変が生じていることを現地視察で実感した。河原の砂利採取、上流のダムの設置により河床が低下していることは客観的な観測により確認されており、場所ごとにその原因を特定してそれに対する対応策があるか否かを検討していかなければならない。
河床低下のために農業用水の取水に支障が生じているのみならず、地元のワサビ田の水位低下も連動していると考えられている。河川に帯工を設置する、巨石を川に並べ河床を維持する、河床上昇で困っている上高地などの上流域から砂を持ち込む、といった方策が語られているがその有効性は未確認である。上流部に梓川水系ダムが建設されて治水の観点からは安曇野は大助かりである。定期的に梓川の氾濫で水に漬かった記憶は地元では今では風化している。その一方で、利水の観点からは河床低下問題が生じている。治水と利水の両立は難しい。
さて、私は、河床低下の問題は、上流域の河床上昇の問題とセットで検討すべきだと認識している。梓川上流域は県管理、河床低下が問題になっている流域は国管理という所管の違いはあるが、関係者が知恵を持ち寄り、学識関係者を交えて最適な処方箋を検討する場の設置も必要かと考える。地元代議士として、その接着剤としての役割を果たしてまいりたい。
自民党長野県第二選挙区支部長
前衆議院議員 務台 俊介
[お知らせ]■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
☆“消防団基本法”を読み解く 発売中☆
一昨年末に成立した“消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律”この法律の成立の経緯、解説、消防団の活躍の事例などをまとめた書籍です。皆様是非お買い求めください。
編著:古屋圭司、石田真敏、務台俊介
発行所:近代消防社
定価:1,800円
⇒ご購入をご希望の方は、HPのフォームにご希望刷数等をご記入の上、送信してください。
☆国会の質問の様子をご覧下さい☆
◆6月11日 憲法審査会で発言しました!
憲法学者の違憲判断について、憲法と現実の結果責任を負う政治家と立場、日本憲法とドイツ基本法制定の成立過程の対比等について触れました。
◆5月7日 憲法審査会で発言しました!
憲法改正について、投票率低下を切り口に、選挙制度や、地方自治の側面から現憲法の制度上の縛りについての問題点を指摘しました。
◆3月20日災害対策特別委員会で質問しました!
日本における防災体制について、FEMA、トレーラーハウス、ドローン、防災機器基準などに触れながら質問しました。
☆インターネットテレビに出演しました☆
インターネット番組 「超人大陸」に出演しました!
地域に若者を取り戻すための具体的施策と題して都市と地方の教育交流を含めて、地域で資金が循環するための諸施策について語っています。
[twitter!]■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
○ツイッターフォロー募集中!
http://twitter.com/mutaishunsuke
「mutaishunsuke」のアカウントで更新中です。フォローをしてくださる方を募集しています。
○Facebookで活動報告
https://www.facebook.com/mutai.shunsuke
リアルタイムで日々の活動報告をしております。是非お友達申請をしてください!
[このメールマガジンについて]■□■□■□■□■□■□■□
○このメールマガジンは後援会に入会いただいた方、名刺交換をさせていただいた方、メール等を下さった皆様などにお送りさせていただいております。
日頃の政治活動を通じて得た、皆様の声、メッセージ、政策のヒントなどを定期的にお伝えしています。なおバックナンバーはホームページで公開しております。
○メールマガジンの配信を新たに希望される方は mail@mutai-shunsuke.jp までその旨のメールをお送りください。配信停止を希望される方は、本文に「配信停止」とだけご記入の上ご返信ください。
[お願い] ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
○是非ご友人お知り合いにこのメールマガジン、むたい俊介ホームページをご紹介いただけますようお願いいたします。
発行:むたい俊介事務所
担当:赤羽俊太郎
〒390-0863 松本市白板2-3-30 大永第3ビル
Tel0263-33-0518 Fax0263-33-0519
メールマガジン配信登録・解除方法
- ■登録方法 mail@mutai-shunsuke.jpに空メールをお送りください。
- ■解除方法 本文に『配信停止』とだけご記入してご返信ください。