むたい俊介メールマガジン第207号 2013.08.25
地域の声を国政につなげ
地域の声で国政を変える
〜むたい俊介メールマガジン〜
「形骸化した特急「あずさ」高速化に向けた運動に喝を」
〜リニア中央新幹線整備を見据えた真剣な対応を〜
8月下旬に甲府市にて開催された中央東線高速化促進広域期成同盟会総会に初参加した。
かねてから中央東線沿線関係自治体である松本市、安曇野市、大町市の関係者から、自分たちの地域が「陸の孤島」になりつつあるとの懸念を聞いていることもあり、私も普段から多用している「あずさ」の高速化、利便性を向上すべく期成同盟会に意気込んで初参加した。
しかしながら参加してびっくりした。中央東線高速化に最も高い当事者意識を持つべき長野県庁からは、知事はもとより副知事すら出席せず、担当の部長が出席しただけであった。更に、長野県内所在の沿線自治体首長は一人も顔を出さない始末であった。
山梨県は知事が出席し、「あずさ」高速化・利便性の向上に向けた政治的なメッセージを発していたことに比較し、長野県側の熱意は全く感じられない印象を受けた。
リニア中央新幹線の構想が動いており、仮にリニア新幹線が甲府から南アルプスを貫通し、飯田経由で名古屋方面に直線で結ばれるようになった場合に、中央東線の位置づけがどうなるのかを見据えた議論のかけらも感じられない。
私の見立てでは、東京から甲府まで時間を節約したいビジネスマンは「あずさ」からリニアに乗り換えることになる可能性が強い。そうなると、需要減衰を受け、現在の「あずさ」の利便性の程度すら確保できない事態が想定される。
だからこそ、私はかねてより、リニア新幹線は諏訪経由のBルートを絶対譲ってはならないとこの数年訴え続けてきたが、長野県当局は易々と南アルプス貫通ルートのCルートを受け入れている現状である。
そうであれば、並行在来線化しかねない中央東線の高速化に向けた必死の努力が求められるにも拘わらず、まるで当事者意識を失したような対応を、この日、目の当たりにした。
私が甲府市の高速化促進広域期成同盟会総会に出席したまさにその日に、現在の中央東線の位置づけを象徴する事案に遭遇した。それは、サイトウキネンにご出席のため松本市にお越しになられた天皇皇后両陛下が、特急「あずさ」をお使いにならず、長野市まで新幹線をお使いになられ同市からお車で松本にお入りになられた現実である。
まさに冷え切った中央東線高速化促進の動きを端的に象徴する出来事に複雑な気持ちになった。
こんな現状の期成同盟会では、まるで「松本・安曇野孤立化促進期成同盟会」ではないかとすら感じられた。
今後、リニア新幹線のルートがCルートで決まっていく場合に、甲府から松本に至る中央東線の位置づけが軽くなる可能性が高く、今から相当周到な対応準備が必要だと考える。そのために、長野県当局、松本市、安曇野市、大町市、塩尻市、諏訪市などの沿線自治体の真剣な対応を強く望みたい。そして、私自身は、地元代議士としてその意欲を受けてしっかりとした対応をしていきたい。
自由民主党長野県第二選挙区 支部長
衆議院議員 務台俊介
[活動報告]■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
8月19日
地元のリンゴ農家の有志とともに、北アルプス燕岳に日帰り登山
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