むたい俊介メールマガジン第57号 2010.02.26
地域の声を国政につなげ
地域の声で国政を変える
〜むたい俊介メールマガジン〜
「研究開発機能誘致により地元人材の活用を」
〜松本平に研究開発機能の強化を〜
松本市や安曇野市の事業所を巡っていてこの地域の製造業の技術の高さに感心することが多い。個別の製品では世界シェアが非常に大きいというお話も伺う。
一方で、この地域における研究・開発機関の存在が手薄であることを感じることも多い。
この地域は昔から教育県の誉れ高く、人材の宝庫であると言われ続けてきた。これまでの文科、理科を問わず全国・全世界に人材が多く輩出されている。以前私が勤務した茨城県では筑波大学や原子力研究所に大変多くの長野県出身者がおり驚いたことがあった。茨城県における信濃県人会の位置づけは大きかった。
一方で、長野県内、特に松本、安曇野において研究所や研究開発型の機関、機能が貧弱であることを以前より感じていた。安曇野市に所在する私の知り合いの製造業の社長も、「安曇野市が好きでこちらに来たいという博士号を保持する研究者を受け入れる受け皿がない」と端的にこの地域に不足する機能の問題点を指摘している。
中国や東南アジアの生産拠点が国内製造業の脅威となっていく中で、これからの地域産業の生き残りのためには研究開発型の拠点機能が非常に大事になってくる。県内出身の人材、長野県で活躍したいと思う研究者、あるいはこれから県内で育つ人材を受け入れる高度な研究機能を是非ともこの地域に確保していかなくてはならない。
2010年の春からソニーのバイオ事業本部が安曇野市に移転する話は、ある意味でソニーの本部機能である企画・設計部門の移転でもあり嬉しい話ではある。ソニーの本部機能の移転に連動して、様々な人的ネットワークを駆使してこの地域への研究機能の受け皿整備を進めなくてはならない。
人材を育み、惹きつけ、活躍してもらえる素地を作ることこそ、この地域の生きる道である。その為には、この地域に研究機能を整備、誘致していくための政・官・財・学の分野横断的な戦略会議を早期に立ち上げなくてはならない。そのような機能があってこそ、リニア新幹線や松本空港のインフラ整備の必要性も説得力をもって語ることが可能となる。
信州大学の山沢清人学長は、信大の松本キャンパス内に設置する医療、健康分野の共同研究拠点で企業の医療分野進出を後押ししていく考え方を表明している。長野県の村井知事は、県内に研究所や研究開発型企業の誘致を強化する方針を明らかにしている。地元の自治体や企業関係者もこれに呼応した幅広の戦略的思考が求められる。そして世界に広がるこの地域に縁のある人材のネットワークを調べ上げ、それを活用することがその第一歩である。名簿を眺めていると様々なアイデアが生まれてくる。
自由民主党長野県第2選挙区支部長
務台 俊介
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