自由民主党

衆議院議員 むたい俊介オフィシャルサイト 長野2区 自民党
https://www.mutai-shunsuke.jp/

  • トップページ|Top page
  • プロフィール|Profile and career
  • 理念・政策|My policy
  • 講演・著作・論文|Lecture,writing,thesis
  • 活動報告|Activity report
  • 選挙区の状況|Constituency
  • 後援会のご案内|Supporter's association
  • リンク|Link
  • ご意見・お問い合わせ|Tell me your opinion

むたい俊介メールマガジン第2号 2008.11.27

地域の声を国政につなげ
地域の声で国政を変える

〜むたい俊介メールマガジン〜

「人材を地域に取り戻す」

 選挙区を巡っていて、有権者の皆さまの生の声に接する毎日です。最近接した声で言うと、例えば、
○電気設備業界の方からは、公共関連工事の価格設定が低くほとんど利益が出ないこと、役所の諸手続きが煩雑で人手がかかりそれが結果として収益を圧迫していること。
○介護福祉士の方からは、介護従業者の待遇が非常に低く、普通の生活を営める状況になく志はあるものの離職が相次いでいること。
○専業リンゴ農家の方からは、片手間でリンゴ園をやっている人がリンゴ園を耕作放棄し、その結果周囲の農園に病気が蔓延したりして迷惑を被っているが、行政の仲介機能が弱いこと。
○中山間地で農業を営んでいる方からは、鳥獣被害がひどく公的支援がないと中山間地農業を諦めざるを得ない状態に追い込まれていること。
○精密機械企業の方からは、この地域の交通インフラが弱い結果、東京からのアクセスが遠くなり本社との行き来に支障が生じていること、またこの地域から若手の人材を確保しにくくなっていること。
といったお話をお聞きしました。

 いずれも切実な声であり、こうした声を毎日のように伺う中で、地域の直面する数々の課題が浮かび上がってくるように感じています。


 このような中で、松本市内のある大学関係者から、長野県内の高校生で大学進学者の85%が、東京をはじめとした県外へ進学するという話が特に耳に残りました。全国で7番目の高さです。
 親も教師も、そして本人もできるだけ良い高等教育の機会を得たいというのが本心であり、県内にそのような機会が十分に無いのであればそれもやむを得ないと考えるのが人情です。
 しかし、立場を変えて地域の視点からこのことを考えるとどうでしょうか。
優秀な人材がこの地域で高等教育を受ける機会に恵まれない
→優秀な人材が働き盛りの時代を出身地域で過ごすことが無い
→その結果地域は人材不足に見舞われる
→地方に優良事業所が進出しない
といった悪循環に陥っているとしたら残念なことです。


 現在、金融危機の中で日本経済、更には地域経済は大きな混乱状態にあります。
 この中にあって、当面の経済対策を考えることと並行して、じっくりと将来を見据えた地域再生の在り方、日本を元気にする構造改革の在り方についても考えていく必要があります。
 私は、その鍵は地域社会に人材を取り戻していくことにあるように思われます。
 地域で育んだ人材が地域で高等教育を受ける機会が得られ、働き盛りの時期を地域社会で過ごし、地域経済、地域社会を実現していくことができるような仕組みを構築していかなくてはなりません。
 私は、これからの真の日本の再生には地方分権社会の実現が不可欠であると考えていますが、その最大の理由は、それにより地域に人材を呼び戻すことが可能となるからです。
 子供たちが肉親と離れ離れになることなく生まれ育った地域で生活ができるようになると、3世代、4世代住居も可能となり、若夫婦の子育てが容易になり、子供の数も増えます。
 結果的に地域経済も、地域社会も再生、安定することにつながります。


 地方から優秀な人材を東京に送り出す「出稼ぎシステム」は、開発途上国型の社会システムです。
 欧米でも特色のある大学研究機関は大都市ではなく地方にあります。ケンブリッジ大学もオックスフォード大学も地方都市にあります。
 国会、行政機関、大企業、有名大学、大手マスコミ、皇居までが東京に集中している日本の東京一極集中体制を是正していかない限り、真の意味の地域再生はあり得ません。
 先進国で日本ほどあらゆる機能が首都圏に集中している国はありません。
 敢えて申し上げれば、これほど東京に機能を集中させておくと、将来確実に起こるであろう東京大地震の際に、日本全体の機能が停止することにもなりかねません。
 地方分権は国家にとってのリスクヘッジ、危機管理そのものでもあるのです。国家が危機に瀕した時にその抱える基本的問題点が炙り出されます。今こそ、中長期的観点に立った将来のわが国のあり様を考えていくチャンスなのです。

自民党長野県第2選挙区支部長 務台俊介


*注 長野県第2選挙区の区域は松本市、安曇野市、大町市、長野市の一部(旧大岡村、豊野町、戸隠村、鬼無里村)、東筑摩郡(朝日村、生坂村、麻績村、波田町、山形村、筑北村)、北安曇郡(池田町、小谷村、白馬村、松川村)、上水内郡(飯綱町、小川村、信濃町、信州新町、中条村)です。区域の地図はこちらのリンクでご覧いただけます。

 このメールマガジンは名刺交換をさせていただいた方、メール等をいただいた皆様に、お送りさせていただいております。
 日頃の政治活動を通じて得た、皆様の声、メッセージ、政策のヒントなどを定期的にお伝えしていきたいと思います。

 今後ともご支援、ご指導をお願いいたします。


[お知らせ]

○生まれ在所の三郷にて「むたい俊介と語る会」を開催します!

(会場)上長尾公民館 住所 安曇野市三郷温4148 地図
(日時)11月28日(金) 午後7時より
 皆様お誘いあわせの上ご参集ください。

 なおオフシャルホームページ
 https://www.mutai-shunsuke.jp/
 https://www.mutai-shunsuke.jp/i/(携帯用)
にて、詳細な政策・理念、また日々の活動記録を写真、動画つきで掲載しています。是非、ご覧ください。

尚最近事務所を移転しました。以前の南隣のビルになります。是非お越しください。

ただいま政策に対する提言、ボランティアなどのご支援、意見交換会や集会などの開催依頼を募っております。
 「ご意見・お問い合わせ」、もしくはお電話「0263-33-0518」にてご連絡お待ちしております。

[お願い]

是非ご友人お知り合いに、このメールマガジン、むたい俊介ホームページをご紹介いただけますようお願いいたします。

発行:むたい俊介事務所
担当:赤羽俊太郎
〒390-0863 松本市白板2-3-30 大永第3ビル
Tel0263-33-0518 Fax0263-33-0519


メールマガジン配信登録・解除方法

  • ■登録方法 mail@mutai-shunsuke.jpに空メールをお送りください。
  • ■解除方法 本文に『配信停止』とだけご記入してご返信ください。

←戻る

▲ページTOPへ