講演・セミナー
平成21(2009)年3月1日
時局セミナー(松本勤労者福祉センター)にて
鳩山大臣をお迎えした時局セミナーを開催いたしました。1,300人以上の方にご参集いただき、立錐の余地なき大盛況となりました。
まずむたい俊介が講演いたしました。
まず広い区域の長野県2区、さらにはこれほど多くの皆様に集まっていただいたことで改めてその責任の重さを実感したことを述べました。
次にこの経済危機への対策の次にくる改革として、地域を再生する構造改革を実行する必要性を訴えました。東京に若い人が出て行き、疲弊しつつある地域社会の現状を変えるには、地域に権限と財源と人間を取り戻す仕組みである地方分権改革が必要であり、そのためには江戸時代のように有為な人物が地方から出て行き、国政で活躍しなければならないと述べました。
その改革のために足元にある資産を見直す必要性を訴え、そのために日本の個人資産1,500兆円を、環境整備やソーラー発電、生垣の復活や古民家の再生などこの地域が持つ資産を活用していくことに振り向けることを提案しました。また今日、日本人が日本を見直すということが必要であり、そのことは自然や文化を重要視される鳩山大臣の政治信条にも重なると述べました。
最後に青い鳥が自分の庭にいたという童話を引き、たとえば松本に山城のように眠っている資産をもう一度見直し、地域に権限と財源と人間を取り戻していくための改革に汗を流したいとの決意を述べました。
⇒務台俊介の講演内容全文はこちら(PDF:194KB)
つづいての鳩山大臣に御講演いただきました。
大臣が松本に大変深い縁をお持ちであり、松本に何度もいらっしゃったことや東京文京区では長野県人会をおつくりなったことを述べられました。
またご自身の政治経験から政党政治のありかたや、2大政党制の望ましい在り方に触れ、政治は国民のためのものとの言葉の重さを考えるべきだと述べられました。
鳩山大臣は続いて、定額給付金等の昨今の政治状態について解説されたあと、自然や歴史についてのご見識をご披露され、日本古来の自然や文化的な遺産を大切にする、やさしい美徳をもった「ウエットな政治」が一番大切だと述べられました。
また以上を踏まえ、国民のための新しい形の政治を行っていくためには、雄大な自然をもつこの地域から務台俊介のような政治信念をもった人間が国政に出ていくことへの期待を述べていただきました。
- 平成21(2009)年3月1日 時局セミナー(松本勤労者福祉センター)