皆さま、新年は如何お過ごしのことでしょうか。私は平成26年12月に行われた第47回衆議院総選挙において長野県第2選挙区で2期目の代議士として当選させて頂きました。引き続き代議士として国政に関与させて頂いく重責をひしひしと感じております。
大晦日の日に長野県北部神城断層地震に見舞われた白馬村を訪問してきました。仮設住宅に入居された被災者の皆さまとスキー場訪問のためです。
仮設住宅入居の皆さまは、とても明るく、復興に向けての将来の希望を胸に抱いておられるようにお見受けしました。地域社会や日本全国の皆さまからの温か励ましをしっかりと受け止めておられるように感じました。発災直後に安倍総理が自ら現地視察され、それをきっかけに政府や長野県の全面支援が確約されたことも将来の希望に根拠が得られたことも要因ではないかと感じました。
もうひとつのスキー場訪問は、地震被害の風評によりスキーの入込客が減っているのではないかと懸念したためでした。しかし幸いなことに懸念は杞憂に終わりました。近畿圏からの子どもたちのスキー修学旅行に一部キャンセルが出ている影響はあるものの、それをカバーする形でオーストラリアをはじめとした外国人スキー客の増加により、スキー場は賑わっていました。地震後、政府が迅速に海外向けに英語でピンポイント情報発信をしたことに加え、白馬村在住の外国人居住者が、スキー場は無傷である旨発信したことが功を奏したとの観測です。
正月、新宿発南小谷向けの特急「あずさ」に多くの外国人スキー客が乗車していたのをたまたま見受けたことも白馬村が外国人客を集めている証拠のように受けとめました。
現在の国政の大きな課題は、「地方創生」です。地震のダメージを乗り越えて、しっかりと立ち直るために、地域資源をしっかりと活用し、したたかに生き抜こうとしている白馬村の逞しさを目の当たりにしました。
代議士としての私の役割は、地域の課題を自分自身の五感をフル動員して体得し、地域を活性化させるための方策を考え、それを実現する制度の実現をはかっていくことだと自らに言い聞かせています。
特に、地域に災難が襲った時にはいち早く駆けつけ、その災難に寄り添い、解決策を共に考える、いざという時に役に立つという代議士としての責任をきっちりと果たしていくことです。
こうして、地域と国政をつなく役割を着実に果たしていくことで、有権者の皆さまの信頼を勝ち得ていきたいと思っております。
本年もよろしく叱咤激励をお願い申し上げます。なお、2014年の代議士としての活動のさわりは、むたい俊介ニュース14号をご参照ください。
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