むたい俊介
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長野2区 自民党
【メッセージ】
「第50回衆議院総選挙に臨む私の思い」
〜 愛郷心を原動力に 山・里・人を元気に! 〜
衆議院が解散され、10月15日からいよいよ衆議院選挙が始まります。これまで連続4期12年に亘り、北アルプスの麓の選挙区から衆議院議員として活動させて頂いたことに対し、これまでお支え頂いた多くの関係者に感謝申し上げます。
この12年間の間に、衆議院環境委員長、環境副大臣、内閣府原子力防災担当副大臣、党環境部会長代理、衆議院総務委理事、内閣府防災担当・地方創生担当政務官、復興大臣政務官といった遣り甲斐のある役割を担わせて頂きました。これも、代議士として国会に送っていただいたことによる結果であると受け止めています。これまでの経験を踏まえ、更にパワーアップして地元貢献、日本への貢献ができるように5期目を目指しています。
私の行動力の原点は、地域社会を元気にしたいとも思いです。そのために、目標を決めてそれを実現するために着実に物事を進める情熱と知識を蓄積してきたつもりです。私は、地元の県立高校、東大を卒業後、国家公務員として国と地方を行き来しながら仕事をしてきました。ロンドンを拠点に欧州の地域政策を調査した時期もありました。この経験を積み上げる中で、地域活性化の為に何が必要かを考え続けています。政治家になった切っ掛けも、地元の課題を着実に実現できる役割を果たしたいとの思いがありました。
地元のための予算を確保するだけではなく、制度を作り上げ、議員立法でそれを実現するという手法も駆使してきました。12年間で6本の議員立法を私が中心となって成立させました。国民の祝日「山の日」の制定、自転車振興基本法の制定、消防団基本法の制定など精力的に課題解決に取り組んできました。最近では、環境副大臣、衆議院環境院長の立場で、脱炭素という手法を切り口に地域振興を図ってきました。信州大学が開発した光触媒の技術を用い長野県で生産する水素を使ってローカル線に水素列車を走らせるというアイデアも関係者を交え実現に向けて動き始めています。
私の地元への思い入れは生半可ではありません。地元のあらゆる場所を巡り、様々な課題を自ら掘り起こしています。各地のお祭りには精力的に顔を出しています。最近では登坂が難しいとされる地元の名峰「有明山」の頂上にある有明山奥社にも参拝しました。現役の国会議員で奥社を参拝した人は私が初めてだと宮司から伺っています。北アルプスの槍ヶ岳、爺が岳などにも登っています。「安曇節」も愛唱しています。この愛郷心が、私の仕事の原動力です。修学旅行の故郷の小学生も喜んで受け入れ、全行程を自分で案内していますが、学校関係者からは子供に対する影響が大きいと喜ばれています。自分ではこれも地元愛の現れと考えています。
こうした愛郷心は、亡き両親から育まれたと最近思い始めています。子供の頃から先祖の墓参りを欠かさず、盆暮れには親戚が本家の座敷に集まり懇親を深める、といった営みがありました。若き時代にシベリヤ抑留を経験した父親が、生きて大切な故郷に戻るのだという強い思いが私に知らず知らずのうちに伝わったのかもしれません。皆さんが多忙になる中で、最近ではそういう営みが少なくなってきたのは残念です。
私は、北アルプス登山に加え、幅広い自然探訪を趣味としています。また、子供の頃から犬を飼っていました。社会人になってからは途絶えていましたが、最近また犬を飼い始めました。朝晩の散歩を規則的にこなし、その折の近所の皆様との何気ない会話が仕事にも役立っています。地元にいるときにはペットを大事にしていますが、在京時には明治神宮の小鳥(ヤマガラ)との交流が芽生えています。代々木の宿舎に居を定めて以来、14年間明治神宮に通う中で、ふとした切っ掛けからヤマガラとの交流が始まりました。私の手のひらに偶然飛来したヤマガラが、今では毎朝、来てくれるようになっています。明治神宮の神様の遣いだと勝手に思い込み、気持ちが和らいでいます。緊張の連続である政治の世界の営みの中で、癒しの一瞬です。
こうした普段の活動の中で様々な課題が見えてくると考えています。日々の活動に無駄なことはありません。そして、その延長線上に政策論争があり、選挙戦があるのだと考えています。自分らしい、自然体で選挙戦に臨んで参りたいと考えています。それを総括する私の訴えは、「山・里・人を元気に!」なのです。
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