むたい俊介
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長野2区 自民党
【メッセージ】
「参議院選挙選前半の感触と後半の展望」
7月4日に参議院選挙が公示されてちょうど折り返しの期間に差し掛かった。吉田博美候補の選挙運動を、私自身の選挙区に張り付き全力で行っているが、全体としての感触は良い。
7月9日の大町市で開催した個人演説会には、私の後援会を中心に呼びかけを行い、大北地区から200人を超える参加者を得た。特筆すべきは、地元の5市町村の首長・議長が全員顔を出して頂けたことであった。昨年末の衆議院選挙でも無かった現象である。
衆参の国会のねじれが解消されることが現実味を帯び、自治体の首長としても参議院選挙の後の政治動向を見据えての対応とも言えるかもしれない。牛越大町市長は、その後援会には多くの革新系の方もおられるにも拘らず、「今回は、吉田博美候補に、単に勝って頂くだけではなく、ダントツの勝利を得て頂くことが大北地域の為にも何としても必要である」と熱弁を奮って頂いた。
私自身が、事業所や各家庭を訪問しても、自民党に対する期待感はこれまでになく強い。もう政治が不安定であるが故に経済社会が混乱し、国民生活が翻弄されるのはコリゴリだ、との思いを強く感じる。労働組合に所属している勤労者の皆さまと話をしても、民主党は、「批判勢力としての意味はあっても、政権を担うことは無理で」との正直な認識を吐露することが頻繁である。
アベノミクスに関して、これが成功するか失敗するかとの議論があるが、私はこの点に関して、「アベノミクスは一連の政策の束であり、1つの目標に向かって進む政治運動でもある。それが成功するかどうかというよりも、それを成功させるかどうか、といった観点で捉えるのが正確ではないか。政治が安定することで、アベノミクスを成功させようとするベクトルが高まり、成功の可能性は高まる。つまりねじれ解消こそがアベノミクス成功の鍵である」と話をしている。アベノミクスに批判的な人たちは、それを成功してほしくないと考える人たちではないか、と、私には思われる。
選挙戦後半に向けての懸念は、どうせ自民が勝つのだから、自分自身は投票しなくても関係ない、と考える人が増えることである。そういう事態が大規模に生じると、選挙の結果は大方の様相とは異なる結果ともなりかねない。
7月12日に、吉田博美松本事務所で、長野2区の選挙対策本部会合を急遽開催し、陣営の引き締めを行った。個人演説会、電話作戦、事業所訪問、街頭演説、インターネット配信など取りうる手段を駆使し、長野県選挙区では吉田博美候補者をダントツの1位で当選させ、全国でも待望の衆参のねじれを解消する結果をもたらすために選挙戦後半を全力疾走したい。
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