むたい俊介
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長野2区 自民党

【メッセージ】
「土着政党としての自民党の再生に向けて」
〜自民党第二選挙区支部総会に臨み〜

 2011年2月12日、自民党本部から小池百合子総務会長の御臨席を仰ぎ、昨年に引き続き自民党長野県第二選挙区支部の総会が開催できることは大変うれしく思う。実はそれまでこの選挙区の支部総会は開かれてはこなかった。規約に毎年の支部総会開催の義務があるのに開催されてこなかった。

 その原因は明らかである。この第二選挙区支部における惨憺たる自民党組織の空洞化である。6年前の郵政選挙の際に当時の村井代議士が引退した後、この地域は国政レベルの保守基盤の空白状態が続いた。いや、空白状態が放置された。この地域の言葉で言うと、謂わば「ササラホサラ」の状態に捨て置かれたである。

 この間、多くの有権者の皆様は自民党批判を強めた。地域の自民党支持者ですらも自民党を批判した。しかし、皮肉なことにこの選挙区においては批判の対象となるべき自民党の存在は実は存在しなかったのである。この地域の有権者の皆さんは、すでに壊滅状態にあった「この地域の自民党」に完膚なき批判を加えた。

 今となっては過去は問うまい。問題はこれからもそれでよいのかということである。壊滅に輪をかけて批判を加え、逆境に追い詰められた自民党。その中でもどん底まで落ちた第二選挙区自民党。それをどう立て直すのかは、皆様のお気持ちと掌の中にあると言っても過言ではない。

 批判ばかりではなく、自らが当事者として、有権者の声に耳を傾け、国民・住民の声を真正面から受け止められる「政治の受け皿」を自らの手で作っていかなければならない。土着政党としての自民党の原点はそこにある。

 支部総会に集ってこられる皆さまは、郷土を、先祖を、伝統文化を、日本国をこよなく愛し、より良くしなければならないという憂国の気持のおありの方々ばかりだと思う。私も二区支部長として果敢に主体的に行動する。是非皆様も伴に新しい自民党を作っていってほしい。「批判者から当事者へ」、「乗り手から担い手に」、これこそがこの地区の自民党再生にとってのキーワードである。

 先日私は大町市の経営経済研究会の勉強会に呼ばれ、そこで「大町市の地域再生のヒント」という講演を行った。勉強会を終えた懇談の中で、その勉強会の責任者から、「これまでは民主党の現職国会議員の仕事ぶりに幻滅し消去法で務台さんを支援してきたが、今日の務台さんの地域再生に向けてのビジョンを聞いて務台さんが好きになった。これからは務台さんにこの地域を託したいという心底からの思いで応援する」という無上の言葉を賜った。

 私はこの言葉を聞いて、「あー、これだ」と思った。「自民党も民主党がだめだから自民党に戻すか」、という駄目比べではなく、「自民党にやってもらわなければこれからの日本、地域社会は大変なことになる」という政権担当能力のある責任政党としての信頼感を自民党は勝ち得ていかなければならない。

 私は、自民党第二選挙区支部長としてこのことを率先して実行することを皆さまにお誓いする。併せて皆様には、日本を、地域を再生するために供に同志として歩んで頂ける事を心からお願いしたい。

 当面必要なことは、統一地方選挙における公認候補の全員当選、市町村支部組織の充実、党員・党友の拡大、地域の様々な声を頂戴する様々な取り組みの実践である。

 地域の課題、国政の課題を最終的に統合・解決していく機能が政治の本来の機能である。その機能が不全に陥ると国も地域も疲弊する。今は国もこの地域もその機能不全が顕著である。「私がやらなければ誰がやる」という平櫛田中氏の言葉を肝に銘じて、仲間を増やし精進してゆきたい。

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